デジタルヒューマンを快適に利用するためのシステム要件
概要
デジタルヒューマンを表示して利用するためには、一般的な動画サイトの「YouTube」や「Netflix」などの動画配信サービス、またはWEBブラウザを利用したオンラインミーティングが問題なく利用できるハードウェアやネットワークのスペックが必要です。
ただし、デジタルヒューマンを提供する側のWEBサイトの構成や仕様によっては、上記のシステム要件よりも高スペックな環境が必要な場合があります。また、WEBサイトやOS、プラグインなどの影響によっては動作しない場合があります。
ほとんどの汎用的な端末で動作しますが、一部のプラットフォームや環境には依存します。
表示端末のシステム要件
ハードウェア
下記は最低限のスペックであり、動作を保証するものではありません。他のアプリケーションが動作している状況では正常に動作しない、あるいは他の処理が重くなる可能性があります。
Windows | Mac |
2.2 GHz Intel 第 2 世代 i3 / i5 / i7、AMD と同様またはそれ相当以上のCPU | Core 2 Duo 2GHz以上または相当以上のCPU |
<空き容量/搭載メモリ>
1.5GB/4GB以上 | <空き容量/搭載メモリ>
1GB/2GB以上 |
ネットワーク
デジタルヒューマンはWebRTCを使用してリアルタイムの音声とビデオをストリーミングします。現在のWebRTCの実装では、OpusとVP8のコーデックが使用されています。
- Opusコーデックは音声用で、定数ビットレートと可変ビットレートのエンコーディングをサポートし、帯域幅としては6~510 Kbit/sが必要です。このコーデックはシームレスに可変帯域幅に切り替えることができます。
- ビデオエンコーディングに使用されるVP8コーデックも、帯域幅としては100~2,000+ Kbit/sが必要で、ビットレートはストリームの品質に依存します。以下を参考にしてください。
提供される最大解像度 | 契約プラン・内容によって最大解像度が変わります | 320 × 180px 30FPS | 480 × 360px 30FPS | 最大 HD (1280 × 720px) 30FPS | 最大 フルHD (1920 × 1080px) | 最大 4K (3840 × 2160px) |
通信速度 | 有線・無線接続問わず、パケットロスが無く、遅延100ms以下であること | 通常は0.1〜0.5Mbps程度を使用 | 通常は0.5〜1.0Mbps程度を使用 | 通常は1.0〜2.0Mbps程度使用
希望は2.6 Mbps以上 | 5 Mbps以上 | 20 Mbps以上 |
仕様端末のOSとブラウザ
🖥️PC等
OS | 各最新バージョン | Windows 10 以降、macOS X 10.13 High Sierra以降、Ubuntu 10 以降
※ シンクライアント端末/仮想デスクトップ環境は特性上動作しない場合があります。 |
対応ブラウザ | 各最新バージョン | Google Chrome、Safari、Firefox、MS Edge(IEはサポートしておりません)
※ Chromium版EdgeのIEモードはご利用いただけません。 |
📱スマートフォン・タブレット等
OS | 各最新バージョン | 他のサービスが動いている環境においてもメモリやストレージに余裕があり、一般的な動画サイトのYouTubeやNetflix等の動画閲覧が問題なく利用できる状態で利用してください。 |
対応ブラウザ | 各最新バージョン | Android6.0以降でChrome、iOS 11以降でSafari
Firefox、その他のブラウザは検証していません。
必要に応じてサービスを利用される企業様にて動作確認してください) |
使用するデバイス
🔈スピーカー | デジタルヒューマンからの音声再生に必要 | 内蔵、外付けのスピーカー |
🎙️マイク | 音声認識を利用してデジタルヒューマンとしゃべる場合に必要 | 内蔵、外付けのマイク。
音声認識を使用するため、高品質に音声が拾えるモデルを推奨。屋外で使用する場合は周辺ノイズの排除や、指向性等を考慮してください。
バーチャルマイクや仮想環境の場合はマイクが利用できない場合があります。 |
🎥カメラ | 画像認識等のカメラを使ったコンテンツを提供する場合に必要 | 内蔵、外付けのカメラ |
- 弊社での検証の結果を元にしていますが、全ての環境での動作を保証するものではありません。
- セキュリティソフトウェアやアンチウイルスソフトウェアのセキュリティ機能によって、当サービスの機能が正しく利用できない場合があります。
- Webサービスの性質上、予期せぬブラウザやネットワーク、回線のエラーにより、一時的に接続ができなくなったり、接続が遮断されることがあります。その際は、再接続やブラウザの再起動、端末の再起動を行うことで解消される場合があります。 また、複数のWebサービスやアプリケーションを同時に使用すると、動作が遅くなったり、接続が切断されることがあります。
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最終更新日 January 1, 2024